フランダースの犬にはなりたくない

ぼくの人生のテーマは「なるべく頑張らない」です。ただの怠け者のようですが。数年前までは「努力こそ正義」くらいに思っていました、気合いだ気合いだと100時間以上の残業のすえに傷心退職してからは、なるべく小さな燃料でおだやかに暮らしています。一言で言えば燃え尽きたのです。 

 
若いうちの苦労は買ってでもしろとは思わない
そんなふうに自らをいじめなくても、ふつうに生きてれば嫌でも困難に直面する。渡る世間は鬼だらけだし落とし穴だっていっぱい掘ってある。なるべく頑張らないぞ〜と思っていたところで頑張らなきゃ打破できないことが向こうからせっせと迎えにくるんだからこちらから火に飛び込む必要はないように思う。
 
目標のための努力 ≠ 罰を回避するための努力
分かりやすい例を挙げると、スポーツ選手はポジティブな努力をしているように思います。メダル獲得や記録更新など目標地点があってそれに向かって高まっていくイメージ。
一方でブラック会社にいたときの僕はどうだろうか、上司にボコられないための努力、目的も目標もなく罰を回避するためだけの努力、これはネガティブな努力だと思います。おなじ努力でも月とスッポンくらい違う。ちなみに上司はガン黒のレスラー体型で「失敗したら蹴っとばす」とのたまい実際に蹴りかかってくる野生的なひとでした。
 

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僕等は幼いころから健気な苦労人は美しく素晴らしいと説く物語をたくさん見て育ってきました「苦労しなきゃいけない」「楽をしてはいけない」という透明な脅迫が身に染みこんでるし、その奴隷道徳と添い寝しているようにも感じる。けれど僕はどんなに美しくたってルーベンスの絵画を見ながら衰弱死したくないしマッチの炎に幻覚を見ながら凍死もしたくない。ごんぎつねにだってなりたくない。
 
サブウェイのベジーデライトを食べながら好きな本を読めるくらいの経済生活ですくすく生きていきたい。できることなら雨にも濡れず風にも吹かれず。そんな夢をみています。

f:id:a0301045:20160320232040j:plain サブウェイのベジーデライト

公式ではドレッシング選択時にオイル&ビネガーを推してますがワサビ醤油がお気に入りです。